大阪のシマッチュ

昔、


ある１人の貧乏人がいました。


貧乏から逃れたい一心で、いつも観音様に願いを かけていました。


すると観音様から、「初めて触った物を大事に持って旅に出なさい」とのお告げをもらいました！



貧乏人が観音堂から出て最初に触った物は、出たところで石につまづき転んで触った藁。


後は、藁しべから藁しべに結んだアブ。


アブからみかん。


みかんから反物。


反物から馬。


馬から屋敷と次々とええもんに変わって行って幸せをものにして貧乏人。



ならばアバスも…



と、


アグーの股を開き観音様を拝みまくるアバス。


初めに触ったもの…



アグーの観音様。



すると、


ぎょうさんの金蠅がたかりまくる……





臭いんかい！




あれぇ〜？



話し終わってもうたわ！



改めまして、



ある日、その日に初めて触った高枝切りバサミを持って山へ…


遊びながらのアケビ採り。



そのアケビを持ち帰り奄美へと郵送。



すると、


今し方、目覚ましコールを頼んでたアグーから「奄美から小包届いたでぇ〜！」の電話。



奄美ならではの黒糖焼酎にドラゴンフルーツにふるんがぶ漬けにがっきょ漬けなどの諸々の品物が入ってたらしい。


おっ！、これってもしかして、藁しべ→アブ→みかん→反物→馬→屋敷の藁しべ長者状態？



山に行けばなんぼでも有るアケビが いつの間にか奄美のええもんに変わってるし…


このまま行ったら藁しべ長者になるかも？



それやったら、送られ来た品物を倍づけで売りつけて、



その売ったお金で今度は蟹なんか買うて送ったら、



今度の今度は、



船とか屋敷とかが貰えたりして…



これでアバスも現代の藁しべ長者やぁ〜！



ちゃうかぁ〜！




ＡＲＭＹさん！志凪さん！



ほんま、ありがとさん！



ほんま、要らん気ぃ遣わんでも良かったのにぃ〜…



要らん気ぃ遣わんと金使うたら良かったのにぃ〜…




使うたっちゅうねん！



気ぃ遣うたらこっちも気ぃ遣うから、



これに、



懲りず、



しょっちゅう頼むわ！



なんでやねん！



いやほんま、


ありがとさんやでぇ〜！



アバスは今日も、


今から地獄の三丁目の暗闇にこき使われれに行ってきまぁ〜す！



生きて帰って来れたら幸いかと…




ア・リ・ガ・ト・ウ




ありがとう！